パソコン教室のフランチャイズは人工知能の影響で衰退するのか?

AIの登場で衰退するパソコン教室

現在のパソコン教室は主に使い方を学ぶところです。

  • パソコンで年賀状を作成したい
  • デジカメで撮影した写真をパソコンに保存したい
  • お遊戯会のチラシをパソコンで作成したい
  • スマートフォンの使い方をマスターしたい

そのような要望がシニア層から多くパソコン教室でも様々な取組みがなされています。

しかし、近い将来AI(人工知能)により上記のような使い方を知らなくても、簡単にパソコンを使うことができるようになるかもしれません。

パソコンに話しかけるだけで、自動的に年賀状を作成したり、デジカメの写真を簡単にパソコンに保存できるようになります。

今でも実際にスマートフォンも話しかけるだけで簡単に電話発信や検索もできるようになりました。デジカメで取った写真もクラウドで簡単にパソコンに保存できます。

AIのおかげでより便利に誰でも簡単にハードウェアを使うことができるのであれば、一見パソコン教室は衰退していくと考えられますが、その逆で成長していく可能性があるのです。その理由を解説したいと思います。

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パソコン教室はAIユーザインターフェース・コンサルティングの拠点となる!

AIのおかげでより簡単にハードウェアの操作が可能になり、便利になることは想像がつくのですが、こんな問題が発生します。

「AIを上手く(効率よく)使いこなせない!」

これは今でも同じ様な問題が発生しているのです。スマートフォンはとても便利な機能が備わっているのに、うまく活かせてないことはないでしょうか?

特にシニア層ではスマートフォンに機種変更をしても実際に使用する機能は「カメラ」や「メール」といったガラケーでもあった既存のシステムのみしか使用していないこともあります。

せっかく便利な機能が備わったスマートフォンが有効活用されていないのです。

これが、AIが誕生したとしても同じように、「AIの有効活用が分からない」となるのです。

AIのおかげで簡単にハードウェアの操作は可能となっても、AIの機能をフルに活用して便利に使用できるかは使う人の能力によるのです。

そこで求められるのがAIを有効的に使う方法を教えてもらえるところです。現在でいうパソコン教室となるのです。

AIのパソコン教室というよりも、AIのコンサルティングといってもよいでしょう。

その人に最適なAIの使い方(運用)をコンサルティングするのです。要はAIの使い方を習うのではなく、AIの有効活用を指南する役割をパソコン教室が担うのです。AIを活用を最適化するためにパソコン教室にいるコンサルタントに相談するといった形です。

なぜパソコン教室がAI活用のコンサルティングを行なうのか

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パソコン教室は主に一般の方を対象とした教室です。特に使い方が分からない人達にむけて親切丁寧にわかりやすく教えています。

スマートフォンが復旧して多くの便利な機能が簡単に利用できるようになりました。若い世代は直感的な操作で使いこなすのですが、シニア層はそうはいきません。

ではスマートフォンを販売している業者が使い方を教えるのかというと、基本的には販売業務がメインとなり使い方を丁寧に教えることができないのです。電話によるサポートセンターを設けていますが、細かな使い方の案内は困難です。そこで身近なパソコン教室でスマートフォンの操作方法や有効活用を学ぶ方も増えています。

これような流れがAIが誕生した際も起こってしまうのです。販売業者のサポートはあるとしても、身近に教えてもらえるような教室が必用となります。

コンサルティングの仕事は今でも多数ありますが、新しくAI活用のコンサルティングが生まれるのです。

まとめ

AIの誕生によりパソコンを学ぶ機会は少なくなる。なぜならば自分で難しい操作をしなくてもAIが半自動で操作をしてくれるからである。

但し、性能が良いため自分に最適化されたAIの使い方を分からない人達が出てくる(シニア層)。そのため、AIを有効活用するためのコンサルティングが必用となり、それを現在のパソコン教室が担う可能性が高い。

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