やっぱり一番人気 飲食のフランチャイズで手堅く儲ける

なぜ飲食のFCは人気なのか

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なぜ飲食のフランチャイズが人気なのか

粗利益

飲食のFCチェーン店のほとんどがすべて本部が材料を一括で仕入れ、調理しやすい状態で店に運ばれてきます。よって、材料費は安く調理の手間も少なく済みます。もし独自で仕入れをして調理や仕込みを行なうとすれば、時間に労力、そして資金が必用となります。それらを本部で一括しているため、利益率が良いと考えられています。

また、料理よりも飲み物の粗利が格段と良いことも飲食店のメリットとも言えます。

知名度

飲食店もネームバリューが重要になります。中華といえば「王将」、ハンバーガーといえば「マクドナルド」、牛丼といえば「吉野家」など、個人差はあるとしても、知名度がある飲食店はすぐに名前があげられます。

もし、独自で飲食店を構えた場合、お店の名前を多くの人に覚えてもらうにはどれだけの時間がかかるでしょうか。オープン初日から多くのお客さんが来るのも知名度のおかげと言えるでしょう。

高い料理の質

流行っているフランチャイズチェーン店は必ず美味しい人気のメニューがあります。特定の人気ものがなくても、安定した味を提供していると言えるでしょう。

この味を飲食経験の無い素人が作ろうとすると、難しいのですが、フランチャイズに加盟することで手に入れることができます。調理の方法を学べることは勿論ですが、近年は調理法も進化してきたため、本部で調理されたものが真空パックなどで送られてきて、店舗では簡単な調理で済ませることができます。また、各店舗で味に差があってはいけませんので、徹底した管理の元で、安定した味が提供できるように工夫されています。

よって、おいしい料理を安定して提供できる仕組みを得ることができるため飲食のFCは人気があると言えます。

飲食店のノウハウの提供

飲食店を経営する際に必用となる運営マニュアルや、調理法、接客の仕方、スタッフの管理、教育、マーケティングなどすべてのノウハウをフランチャイズに加盟することで得ることができます。

いくら料理の質がよくても、スタッフの管理や教育が上手くいっていなくては店舗を成長させることができません。また、マーケティングのノウハウが無いと集客に苦労するかもしれません。

それらのノウハウがすべて提供されるなら、フランチャイズに加盟する価値は高いと言えます。

イノベーション

新しいメニューを開発し定期的に提供するには、毎日研究と試行錯誤が必用です。個人のお店では限界があります。しかし、大手の飲食フランチャイズチェーン店は毎月のように新しいメニューが誕生し、顧客の興味を引く努力をしています。これらの手間をすべて運営本部が持つため、現場ではサービス提供に集中することができます。

マーケティング

広告や宣伝に関しても、フランチャイズに加盟することで、良いチラシやテレビCMが流れます。またどの様なメニューが顧客に人気があるのかなどの調査も運営本部が行なっているところがほとんどでしょう。

マーケティングを独自で行なうと時間と手間と資金が必用となります。それらを本部の専門チームに任せることができます。

どんな飲食フランチャイズが人気なの?

一等地ではない場所なのに流行っている

飲食店にとって重要な立地。同じお店でも立地によっては売上に差が出ます。よって人気の一等地を探さなければなりませんが、注目してほしいのは、一等地でなくても流行っている飲食フランチャイズ店です。

一等地で流行っているのは、当然ですが、そうで無いのに流行ってるのは、お客さんがわざわざそこに足を運んでいるということです。それだけ魅力的なお店を言えるでしょう。

よって、フランチャイズを選ぶ際は、一等地以外の場所なのにそこそこ流行っているかです。一等地ならもっと流行ると考えられます。

初期費用が高い飲食フランチャイズ

基本的に大手飲食のフランチャイズは初期費用が高額です。資金力のある法人企業が新たなビジネスの柱として始める印象があります。

初期費用が高額であっても、安定したリターンが見込めるため人気があると考えられます。個人事業では加盟できないケースもありますが、地盤の固いビジネスと考えられています。

こんな飲食フランチャイズはNG

ブームに乗って流行っているだけのお店

ブームはいずれ去ります。有名な話しとして「白いたいやき」がよく取り上げられます。テレビでも取り上げられて、一時期は行列ができるほどの繁盛店に。これをフランチャイズにすることで、一気に多店舗展開となりましたが、ブームが去って一転、全店閉店に追い込まれました。

難しいのは、ブームはどこまで続くものか分からないことです。人気は衰えるとはいえ、こんなに人気なら、相応の安定した顧客がつくと考えてしまいます。

突然流行り出した飲食ビジネスには注意が必用です。

一等地なのに流行っていない

立地が重要とお話しをしましたが、立地がよくても流行らないお店も少なからずあります。一等地でも、競合が多いから流行らない、という言い訳もよく聞きますが、結局は競合に負けているので強いフランチャイズではないと考えれます。

今注目の飲食フランチャイズ

串焼き田中

フランチャイズチェーンの印象は薄く、大阪の老舗の串カツのイメージをそのままパッケージにしたようなお店です。一等地以外でも人気は高く、粗利益も良い。2016年の9月には東証マザーズに上場し、最も勢いのあるフランチャイズチェーン店です。

がぶりチキン

坪単価は40万円を超え、粗利率も71%。10〜15坪ほどの省スペースで開業が可能なため、飲食フランチャイズでも初期費用を抑えることができる点が魅力的です。

海鮮丼専門店『丼丸』

こちらの丼丸もかぶりチキンと同様に、省スペースで開業が可能な上に、駅前などの賃料が高い一等地でなくても集客ができるところが魅力的です。また、オペレーションをシンプルにすることで、人件費を削減でき効率の良い店舗経営が可能です。