コンビニ業界は飽和状態で、淘汰が始まっています。
コンビニの特徴の一つにどこでも同じものが買えるということがあります。ただ、そのため他店との違いが出しにくく、大手が残っているのが現状です。
サークルKサンクスがファミリーマートになった大きな原因も、大きな違いが出せなかったことが考えられます。
コンビニ業界で少し特殊な体系を持っているのがミニストップであり、今後他のコンビニよりも成長していく可能性が高いのです。その理由を解説します。
目次
コンビニフランチャイズを選ぶならミニストップがおすすめの理由
目的を持ってミニストップに来てもらえる
ミニストップは当初から他のコンビニとは一線を画しています。
他のコンビニは近いからそこにいくなどの立地的な要因が大きいですが、ミニストップの場合、ファーストフード店の要素があるため、あれが食べたいからミニストップに行くという明確な理由があります。
それに加え、ファーストフードは基本的に利益率が高いです。飽和が原因でコンビニの客数が頭打ちになっている現状からして、利益の追求はだんだん高まっており、どのコンビニもレジ周りのファーストフードに力を入れています。
この状況に対し、ミニストップは優位な状況にあります。奇をてらった商品ではないと、なかなかニュースにはならないこの時代でも、新商品が出るたびにネットのニュースにもなっているため、常に話題性も提供できています。また、頼まれてから作るという状況も定着しているので、廃棄ロスも抑えられます。
スーパーの変わりを担う
これからは高齢化社会なので、高齢者に対してどのようなサービスができるかが成長のカギを握ります。定番となったイートインコーナー(店内で食事をしたりくつろぐことができるスペース)では高齢の近所の方が集まる光景も見られるようになりました。他のコンビニには行かないが、遠いスーパーよりは近くのミニストップで、という状況が作れます。
それは母体がイオングループであることも大きいと思います。イオングループだからこそスーパーの代わりになる安心感があります。
母体が大手スーパーのイオングループ
多くのコンビニでプライベートブランドの商品を扱うようになりました。ここでもミニストップは強みがあり、イオンのプライベートブランドでもあるトップバリューの商品を扱うことができます。
消耗品などもトップバリューの製品は価格も安く、品質も良いためコンビニでも重宝されます。また、電子マネーのWAONを使用することができるのも強みです。2015年には累計発行数は5,000万枚を突破し、単純計算すると成人の二人に一人は持っていることになります。
低額のロイヤリティ
フランチャイズに加盟する際に、重要視されるロイヤリティ。ミニストップは加盟タイプにもよりますが、最低30%のロイヤリティで運営することができます。
他の加盟タイプでも36%〜と低く設定されていることもコンビニ経営者にとっては有利となります。
コンビニ経営ならミニストップ まとめ
スーパーとコンビニとファーストフードがすべて合わさったミニストップは他のコンビニと差別化され、目的をもってミニストップを選ぶお客さんが多い。
大手イオンブランドの商品やサービスを扱うことができるため、安心感が強くイオンユーザーを囲い込みできる。
コンビニフランチャイズの中では低額のロイヤリティでオーナーに利益が残りやすい。
飽和状態だからこそ、形態が独自であるミニストップは出店もしやすいです。もし、近くにミニストップを含む4つのコンビニがあれば、1つのコンビニとミニストップが残り、他の2つは淘汰されていくと考えられます。
成熟した業界こそ、本線からは外れていないが、個性のある店は生き残ります。以上のことから、コンビニ業界では今一番成長が見込める会社であると考えます。
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