- そのフランチャイズに加盟した人は本当に儲かっているのだろうか？
- 加盟して順調に運営できているのだろうか？
そのように疑問に感じたことはありませんか？単刀直入にそのフランチャイズオーナーに直接聞くことができれば一番良いのですが、知り合いでも無い限りそうはいきません。
もし仮に、インタビューや相談をすることができても、正直に答えてもらえるかは分かりません。普通に考えれば、自分の収入（売上）を他人に話すとこはないでしょう。
また、運営本部を信用し初期投資を行い苦労して手に入れたこれまでのノウハウやこの現状を、易々と加盟前の検討段階の人に教えたくない人も多いのではないでしょうか。考えてみて下さい。もしあなたが既にフランチャイズに加盟し売上を伸ばすために運営本部と共に日々努力している時に、加盟前の人が「儲かるんですか？運営本部信用できますか？本部の悪い所ってなんですか？」と質問に来たらいかがでしょう。気分が良いものではないでしょう。
ではどのようにして、加盟店が儲かっているのか調べればよいのでしょうか。今回はちょっとした裏技をお伝えします。
フランチャイズ加盟店が儲かっているのかSNSでチェックせよ
この裏技はSNSを使用していなければ使うことができませんが、多種多様のSNSが存在するので何かしら更新している可能性があります。
1 ブログ
お店のホームページでブログをしているなら、とても分かりやすいといえます。例えば、ハウスクリーニングを営む店舗のブログなら、対応したお客様のことを毎日の日課としてブログで紹介していたりします。（例：今日は〇〇市H様宅のキッチンを掃除させて頂きました。写真のビフォー、アフター。この様な作業は約１時間。10,000円で可能です。など）このような作業実例のブログ更新が多数あるなら、仕事が多く入っていると想像がつくでしょう。もちろん、すべての顧客のことを更新している訳ではないはずですので、参考程度ではありますが、店舗がしっかり機能している事は想像がつきます。また、スタッフの数なども把握できたり、仕事を夜遅くまで行なっていたりしないか確認もできます。
2 Facebook
お店のFacebookであれば、上記のブログと同様に仕事内容が更新されていくことが多く、ブログよりも更新の頻度が高い印象です。ここからも、どれくらいのお客さんが来ているかや、遅くまで仕事していないかなど仕事のスタイルが見えてきます。
個人のFacebookでもそのオーナーの日常が見れるので参考になります。例えば、「車を購入した」や「ハワイ旅行」の更新があったらどうでしょうか。車の車種によっては、それなりに稼ぐことができ、長期の休みを取る余裕があるなど垣間見ることができるのです。
3 Twitter
お店のTwitterは１、２と同様の効果が得られます。
個人のTwitterの場合は、Facebookやブログよりも、簡単なつぶやきが多いSNSですので、仕事の本音や情報が更新されていることがあります。例えば、「今日はお客さん多すぎ！手が足りないよー」や「2週間ぶりの休みだ！」などのつぶやきから、状況を察することができます。
なかなかブログやFacebookでは出ない辛い本音が出ていることもあります。理由はTwitterは匿名でできるため、思わず愚痴や不満を発信してしまうこともあるようです。
どのようにして加盟店オーナーのSNSを探すのか？
お店のブログに関しては、ホームページを検索することですぐに特定できます。FacebookやTwitterもお店のものであれば、検索ですぐに発見できます。
個人のFacebookを見つける場合は、公式ホームページなどの「会社情報」や「特定商取引法に基づく表記」の所から、責任者の名前をチェックすることができます。その名前をFacebook検査で探します。ただし、必ず会社情報や特商法のページに掲載されている名前がフランチャイズ加盟オーナーの名前とは限りません。従業員の名前を運営責任者として載せていることもあります。
難しいのは個人のTwitterアカウントです。匿名のため特定が難しいといえます。Twitterの検索で持っている情報を検索にかけてみましょう。但し、それらしいアカウントがヒットしたとしても、本当に加盟店オーナーかはわかりませんので、取り上げたSNSでは一番特定が難しいといえるでしょう。
まとめ
少しストーカーのような情報の調べ方かもしれませんが、もちろん合法です。起業したらFacebookで公表する人も多く、特に男性の方の更新内容は仕事のことが多い印象もあり、多くの情報を拾うことができます。
フランチャイズに関しての具体的なことが分かるわけではありませんが、仕事の具合であったり、私生活の状況からそれなりの不調、好調が見ることができます。参考程度にしておくと良いでしょう。